内地で小笠原

「おうちで小笠原気分」お取り寄せ編・その3 小笠原レモン商品&森のボールペン編

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小笠原ファンの”心”と”島”とを結ぶ緊急企画!
「おウチで小笠原気分」お取り寄せ編・第3弾をお届けします。

販路を失ってしまった、小笠原の商品をご紹介するシリーズ。
期間限定で、送料無料でお届け可能です!
みなさんと小笠原を結ぶ素敵な商品を、ぜひお取り寄せしてみてくださいね。

こんな時期だから、島からの直送品を通じて、おウチで小笠原とつながりませんか?

宝石のように輝く!小笠原レモンのお菓子

「ノスリ工房」では、小笠原の食材を使ったお菓子やドリンク、調味料などを製造販売しています。小笠原ファンの人ならおなじみの商品も多いはず!

小笠原の自然がデザインされたおしゃれなパッケージも魅力です。

数ある商品の中から、今回お取り寄せとしてご紹介するのは

「宝石グリーンレモンの達人セット」

小笠原を代表する果物のひとつ、小笠原レモンをお菓子や飲み物、ジャムや塩など、いろんな商品で楽しんでいただけるセットです。

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エメラルドグリーンに輝く小笠原レモン(写真提供:福田真琴さん)

9〜10月、限られた期間にしか収穫できない貴重な小笠原レモン

ノスリ工房では、母島の農家さんが育てたレモンを、一つ一つ丁寧に皮をむき果汁を搾る前に種をすべて取り除いています。
苦味と雑味のない果汁を搾るには欠かせない作業だとか。
搾った果汁、緑色の皮、果肉、それぞれから加工品を作ります。

  • 皮と果汁 「宝石グリーンレモンジャム」
  • 果汁 「小笠原レモンソーダ」「小笠原レモンサイダー」「島はちみつレモングミ」
  • 果肉 フリーズドライパウダーにして小笠原の塩、スパイスとブレンドして「レモンソルト」と「レッドペッパー」、グラニュー糖とブレンドして「ぱんのふりかけ」

小笠原レモンをたっぷり楽しんでいただけるのが、「宝石グリーンレモンの達人セット」。ドリンクにジャム、グミ、スパイスミックスなどを詰め込んだ宝石箱のようなセットは、爽やかな酸味が恋しくなるこの季節にぴったりです。

02

(写真提供:福田真琴さん)

★ ノスリ工房・福田真琴さんからのメッセージ★
宝石の様に美しいグリーンレモンで南の島気分に浸りませんか?
大変な時期ですが、爽やかな酸味と甘味で、
一気に遠く離れた小笠原の気分を感じてください!

宝石グリーンレモンの達人セット 3,623円(送料無料)

  • 宝石グリーンレモンジャム  1個
  • 小笠原レモンサイダー 2本
  • 小笠原レモンソーダ  2本
  • 島はちみつレモングミ 1箱
  • ぱんのふりかけ    1袋
  • レモンソルト     1袋
  • レッドペッパー    1袋

小笠原の自然を再生させた「森のボールペン」

二見港に面した「ハートロックカフェ」は、観光客にも、地元の人にも人気のオープンカフェ。ガジュマルからの木漏れ日が注ぐウッドデッキのテラスには、ゆったりとした島時間が流れています。

小笠原での滞在中、利用した方も多いのではないでしょうか。

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島の木々をリユースした「森のボールペン」

「ハートロックカフェ」をはじめ、アクティビティや宿泊施設「ハートロックヴィレッジ」を運営する「小笠原エコツーリズムリゾート」

こちらからは、小笠原の木材を再生させた、ボールペンの通販をご紹介します!

原料となるのは、台風で倒木してしまった固有種や、外来種として駆除される木々
2019年、廃材を丁寧に島内の工房で加工して、美しいボールペンへと再生させるプロジェクトを開始しました。それぞれのボールペンに物語があります

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森のボールペン・アカギ

こちらは外来種のアカギです。
小笠原では外来種の筆頭とされているアカギは、明治時代に人により持ち込まれました。成長が早いため薪炭材として重宝された時期もありましたが、今は固有種を脅かす侵略的外来種とされています。

伐採されたアカギからは、白、ピンク、赤……部位によって多彩な表情が見られます
丁寧に加工して、あたたかみのある色のボールペンが生まれました。

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超希少!森のボールペン・オガサワラグワ

古いオガサワラグワもボールペンになりました。
土木作業中に、深い土中から発見された固有種のオガサワラグワの巨木
大昔の土砂崩れなどで埋まったまま、長年眠っていたものかもしれません。
しかも腐敗していない状態だったといいます、まるでタイムカプセル

かつては小笠原の森に君臨し、樹齢1000年越えのものもあったというオガサワラグワ。
今は外来種のシマグワとの交雑が進み、純粋なものは少なくなっています。
高密度なオガサワラグワのボールペンは、艶やかで深い黒

原生の小笠原が感じられるボールペンです。

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島内の工房でボールペン用に木材を加工

昨年の台風直撃により倒れてしまった固有種の木々も、ボールペンとして再生しています。道路やトレッキングルート上の固有種の倒木が、次第に腐り、外来種のシロアリの温床に。現場から丁寧に運び出し、綺麗な部分を取り出して個性豊かなボールペンに加工しました。
使う度に、小笠原の豊かな森を感じられる「森のボールペン」。仕事や勉強のシーンに、大切な人への贈り物に、お取り寄せしてみてはいかがでしょうか。

★小笠原エコツーリズムリゾート・竹澤博隆さんからのメッセージ★
人類が入植してまだ200年と経たない小笠原諸島。
山の中には元々生息し、独自の進化を遂げた「固有種」、世界中に仲間がいてこの島にたどり着いた「広域分布種」、そして人と共に入り込んだ「外来種」が入り乱れています。
世界遺産になりそれらの分類は大きく取り上げられ、生物の世界に差別を生みだしたかもしれません。表面上の肩書ではなく、その世界をのぞくと不思議な世界が広がっています。小笠原の人々は、時代ごとに色んなチャレンジをしてきました。
今生活している私たちは、この時代にできる事として、自然からのリユースに取り組み、それぞれの命を昇華させていきたいと思っています。

【HeartRock GiftShop】森のボールペン(送料無料)

・森のボールペン 3,500円〜(税込)
※名入れ500円、ケース200円

のなかあき子

元島民ライター

のなかあき子

2015年〜2017年春まで父島居住。
2児の母。島生活で太鼓とパッションフルーツに目覚める。
父島のおすすめスポットは「製氷海岸」「コペペ海岸」「三日月山展望台への脇道」。
著書に『東京のDEEPスポットに行ってみた』(彩図社)など。

https://twitter.com/akikononaka