観光

2019→2020おがさわら丸で過ごした年末年始

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小笠原の魅力をご紹介する新たな小笠原アンバサダーライターをご紹介します。
工藤プロフ

沖縄在住の小笠原アンバサダー Jovislanderさん

中学生の頃から日本中を旅して47都道府県と約60の離島へ上陸した経験を持つ Jovislanderさん
大学生の頃は小笠原の観光についての卒論を執筆。地域活性化や観光事業に携わる方向けの観光アイデア記事や旅行記をブログで発信しています。

今回は彼が昨年(2019年)の年越しをおがさわら丸で過ごしたお話をご紹介します。

おがさわら丸で年越しと初日の出が出来る!?

2019年の夏のある日のこと。

私は「小笠原行きたいなぁ」と思いながら、何となくホームページでおがさわら丸の時刻表を眺めていました。

その時見つけてしまったのです。
2019年12月31日に竹芝桟橋を出港する便があることを。

例年であれば、おがさわら丸は大晦日を父島で迎え、年越しの瞬間に警笛を島に響かせるというのが定番となっていました。

大晦日に竹芝を出港するということは『おがさわら丸で年越し&おがさわら丸から見る初日の出』をダブルで楽しめる、小笠原マニアにとっては堪らない条件です。

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2019年の10月末。年末年始の予約開始日時と同時に、電話をかけ続けること1時間半。

何とか夢のチケットを手に入れることが出来、私のお正月の予定が決まりました。

2019年12月31日 11:00 竹芝出港

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大晦日とは思えない、暖かな日差しの下でおがさわら丸はゆっくりと竹芝桟橋を出港しました。

見送りをしてくださっている皆さんも、きっとこれが仕事納めになるのでしょう。

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天気は良かったのですが、東京湾を出る前から、大きく揺れ始めたおがさわら丸。

甲板に出ても、激しい波しぶきで景色が見えないほどです。

日没の時間まで激しい揺れは続き、甲板は閉鎖されていたため、ラウンジの窓から2019年最後の夕焼けを眺めます。

おがさわら丸で迎える新年

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夕陽を眺めてからは、船内で知り合った方々と2019年を振り返るトーク。

全員初対面ですが、これが小笠原旅行の楽しみのひとつ。

そんな楽しい時間を過ごしていると、アッという間に年越しの瞬間が近づいてきました。

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おがさわら丸の現在地を示すディスプレイには時刻も表示されています。

その時刻が0:00に切り替わると、そこに集まっていた皆さんと「明けましておめでとうございます」という新年の挨拶を交わしました。

船内はイベントや放送があるわけではなく、とても静か。私も初日の出に備えて寝ることにしました。

おがさわら丸から見る初日の出

そして翌朝。船の揺れはいつの間にか収まり、甲板も開放されました。

徐々に紫色になる水平線。雲は多いようですが、日の出が近づくにつれて、その雲がオレンジ色に焼けてきました。

一瞬、雲の切れ間から太陽の光がおがさわら丸を照らしました。

2020年の初日の出です。こんなに贅沢な時間はありません。

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しばらく缶コーヒーを片手に、イヤホンで「小笠原古謡」を流しながら、水平線に昇る太陽と、変わりゆく空の色を眺めていました。

年越し便おがさわら丸はようやく小笠原へ!到着

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父島には20分遅れで到着しました。

私は約4時間の父島滞在を満喫し、東京に戻るおがさわら丸に乗り込みました。

4時間滞在の父島お正月観光はまた別記事でご紹介します♪

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2020年、父島に向かうおがさわら丸は12月29日がラスト。

その次は2021年1月1日の出港。

「旅おさめ」または「旅はじめ」には、小笠原の旅がおすすめです!

小笠原諸島で年越しもいいかな~♪と思われた方!

今年の年末年始便のチケット発売日は・・10月29日(木)です!!

都会を離れて世界自然遺産の島で年越しはいかがですか?

年末年始の予定が決まっていない方は、この機会に是非!ご検討してみてください!

乗船券購入方法は、下記リンク(小笠原海運HP内)にてご確認ください。

工藤プロフ

沖縄在住の小笠原アンバサダー

Jovislander

埼玉生まれ埼玉育ち。47都道府県に上陸した後、初めての海外旅行で訪れたミクロネシア・ジープ島で小笠原諸島に行くことを勧められる。その半年後、2016年9月に父島初上陸。以降、小笠原にハマり長期滞在も経験。小笠原の観光についての卒論を書いて大学を卒業。今は沖縄に住んでいます。InstagramとTwitterでも情報を発信しています。

http://wwwkankomeijin.com/

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