ジャパンバードフェスティバルってなに?
名前の通り、日本最大の野鳥の祭典です。
ジャパンバードフェスティバル(Japan Bird Festival/略称:JBF)は、千葉県我孫子市手賀沼周辺にて行われる、鳥をテーマにした日本最大級のイベントです。行政・NPO・学生・市民団体などによる鳥・自然環境に関する研究・活動の発表、鳥の彫刻・絵画・写真展や、子供工作教室、船上バードウォッチングやスタンプラリーなど、お子様からご年配の方までお楽しみいただけます。(公式より内容抜粋)
※2022年は例年より、制限のある開催となるようです。詳しくはHPにて。
バードウォッチャーが毎年楽しみにしているイベントです。
日本最大級の野鳥の祭典!
2001年に千葉県我孫子市の手賀沼湖畔で初開催されて以降、2日間で4万人の来場者数を誇る人気のあるフェスティバル。バードウォッチャーだけではなく地元の方も多く遊びに来られ、ジャンルを問わず楽しめるイベントです。年々盛り上がりを見せており、来場者数もウナギ上りのように感じていました。
しかし、2020・2021年は新型コロナウイルスの影響でオンライン開催が続きました。
フェスティバルとあってやはり、会場に足を運んでこそ魅力のあるフェスティバルだと私は思っていたところ、2022年はやっとオフライン開催が帰ってきました!
出展者も全国各地から集まるので、現地の方との再会を楽しみに来られる来場者も多いです。島関係のイベントで例えると『島じまん』と同様のイベントの雰囲気といったところでしょうか?
小笠原諸島ブースはどんな様子?
小笠原諸島は2009年からブース出展しており、今年で13年目となります。
毎年展示内容を試行錯誤しながら展開していて、手作り感あふれるブースになっています。
これまで小笠原諸島ブースでは、小笠原諸島の鳥を中心とした生き物の紹介をはじめ、
・小笠原での観光、過ごし方、行き方といった紹介やご相談
・小笠原の自然映像のVR体験
・特産品・小笠原グッズの販売
・パネル展示
・鳥の模型展示
・鳥クイズ
・特産品ラム酒の試飲
・LINE登録でエコバッグプレゼント
・キャラクター「メグロン」撮影会
など、様々なコンテンツで皆様に楽しんでいただきました。
例年楽しみにしてくれている方が多い特産品小笠原レモンの販売は、今年(2022年)は船のタイミングが合わず断念しましたが、小笠原諸島ブースはご来場の皆さんに楽しんでいただけるように、鋭意準備をしています!お楽しみに!
2017年より「バードガイド」として参戦
私は、2016年に小笠原諸島ブースのお手伝いからはじまり、2017年からは「バードガイド」として活動し始めたことをきっかけに出展者の一員として参加しています。
私は海鳥を得意としているバードガイドです。また小笠原を得意としていることもあり、バードウォッチングツアーガイドとしても年に数回、小笠原を訪れています。(さらに懲りずにプライベートでも数回…。)
おがさわら丸に乗船中も航路観察という海鳥観察をしています。
下記は、おがさわら丸24時間の過ごし方を紹介した私の執筆記事です!
私が撮影した海鳥・野鳥の写真も展示してます!
小笠原諸島海域には、ここまで来ないと出会えない種が多くいます。なので紹介したい海鳥がたくさん!いつも貼るスペースと、貼りたいパネルとの格闘です。
イベント開催中は無料開放!「鳥の博物館」
小笠原諸島ブースを見ていただいた後は「我孫子市鳥の博物館」が無料開放されていますので、そちらにも是非足を運んでみてください。
そこには小笠原ではおなじみの、海鳥たちの標本があります。
バードウォッチャーもファミリー層も楽しめる会場
バードウォッチャーが興奮する光学機器コーナー!
光学機器とはカメラや双眼鏡、望遠鏡といった観察や撮影に使う機材のことです。
このイベントのイチオシ★大手メーカーが勢ぞろいし、実際に野外で試せるのです!
会場内で試せるのは、実際のフィールドで使う環境と同じなので貴重な機会だと思います。
会場自体が野鳥の多い場所なので、実際に野鳥などを見て試せるのはすごい。
家族で訪れても楽しめる広大な会場!
各ブースでお子様から大人まで楽しめる内容を用意しているほか、公園なので
野外での遊びも楽しめます。
「ジャパンバードフェスティバル2022」へ是非お越しください!
くじら好きから始まったバードガイド
中村 咲子
鯨類と野鳥が好きで、全国で船に乗って洋上観察しています。
2016年よりバードウォッチング専門ツアー会社「ワイバード」でバードガイド始めました。
海鳥専門でやっています。海鳥ガイドは少ないうえ、女性は初。
趣味で小笠原に通っていたこともあり、近年では小笠原ツアーにも力をいれています。
ただ…実はこんなに海が好きなのに潜りが得意じゃないのが欠点。小笠原の海で練習中…
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