旅行期間:2019年7月
ウミガメマニア!(2)
さて、前回の投稿で書いた、小笠原海洋センターでの全てのプログラムに参加した
カメ愛溢れる変人(褒め言葉)だけが手に入れることのできる「バックヤードパス」と、
秘密のカメマニア向けプログラムについて。
できることなら、調査に同行したかった!!
だがしかし!駄菓子菓子!
うちには生まれてからずーーーーっと反抗期の想像のナナメ上行く振る舞いをする、
可愛い可愛い小学校1年生の息子が…。
むむむ。
いくらカメ好きとは言え、いや、カメ好きだからこそ、
大事な調査活動の邪魔をするわけにはいかない!!!
とグッと堪え、
「通常業務のお手伝いがしたい(えへっ)」
と希望を伝えました。
あと、できることなら、
・脱出(注)が見たい
・カメレスキューがあれば同行して助けたい(恩返し希望)
とも。
(注)ウミガメにおける「脱出」とは、産卵巣(卵の埋まっている砂の中)から稚ガメが出てくることを指します。
そんなこんなで、海洋センター内にある水槽の1つと、その水槽の住人、
アカウミガメの「なっちゃん」の甲羅磨きをさせていただくことになりました。
アカウミガメのなっちゃん…。
あたし、アオウミガメが好みなの…。
なっちゃんデカいし噛むって書いてある…。
とは口が裂けても言えません。
父島の夏の日差しでコケが生えまくった水槽となっちゃんをゴシゴシと磨きました。
ちなみに夫婦2人とも腰痛持ちです。頑張った!(笑)
最初はおっかなびっくり水の抜けた水槽に入り、なっちゃんに近づき、
恐る恐る甲羅を磨いていたのが、、磨いているうちに不思議と打ち解け、
話しかけると大きな顔をこっちに向けて「フウッ!」と鼻息で答えてくれるようになり、
甲羅だけでなく腕の付け根や頭も、ピカピカに磨いてあげることができました。
時折、嬉しそうに口をパクパク開け閉めして「ガフッ!ガフッ!」と何か話しかけてきます。
もう、なっちゃん可愛い!!!
なっちゃんラブ!!
ギシギシする腰と満足感となっちゃんへの愛を手に入れました。
なっちゃん、呼ぶと来ます。
差し入れで自宅から大事に運んだキャベツの芯を美味しそうに食べてました。
1枚目が水槽掃除前の画像です。
綺麗になったの分かりますか?
でも、きっと10日くらいで元通りです。日差しめ!
1人1人のカメ(愛ゆえの擬人化)と親睦を深めたいので、
また次に行った時にも水槽掃除したいなー!