旅行期間:2015年7月
珍しき名物 ~昔の人を支えた栄養~
さて、入港日に父島滞在をするみなさん!
いよいよ、小笠原上陸後、初のご飯です。
宿で3泊とも2食付にしている場合は、次の外食は基本的には出港日(帰りの船に乗る日)の昼食になる(特に中心街から離れた宿に泊まる人)ので、貴重な外食となります。
何を食べようかな?
食事処は多くあります。
結構ワクワクしますね。
午後のツアーは12時30分~13時の間にスタートすることが多いです。
腹ごしらえをして午後のツアーを楽しみたいところ。
小笠原に来たなら、地元のものを食べたいですよね(どこに旅行してもそう思うでしょうが、特に小笠原は行くのが大変なので特にその思いが強いと思います)。
様々なものがあるのですが、その中でも、おすすめしたいのが
カメの肉です。
食べたことがありますか?
どんな味なのかな?という質問をよく受けます。
それにお答えする前に、なぜ小笠原でカメが食べられているのでしょうか?
小笠原では内地(本州)と違い、牛や豚がいなかったため、カメの肉は島民にとっては貴重なタンパク源となっていたのです。
そのおかげもあってか、いち早くカメの頭数が減っていることに気づき、保護に乗り出して、今では収穫できる頭数(年間135頭)を制限をして、提供しつつも守るという体制をとっています。
さて、そのカメの食べ方ですが刺身やカメの煮込みが有名です。
お酒が進む逸品です。
ちなみに、このカメ煮、父島と母島で味付けが違います。ぜひ、両島に滞在して食べてみてください。