旅行期間:2017年9月
茶色の船 ~船の今昔物語~
島内周遊ツアーでみられますが、大村地区や奥村地区にお泊りの方は、ツアー帰りの車中で進行方向左側に目を向けると、境浦海岸近辺に海の中に茶色に変色した物体をもう一度見ることができます。
これはもともと船でした。
その名は「濱江丸」です。
第二次世界大戦で使われた貨物船で石炭などの物資を満州から本土に運び戦争の資源を調達・運搬していました。
こうした戦争という痛ましく悲しい出来事を象徴していますが、皮肉にも現在はシュノーケルやダイビングのスポットとなっています。
しかし、この沈没船はいつまでも見られるものではありませんよ(>_<)
というのも、船がさびて風化しているため、その船が時を経て形がなくなっていきます。
観光局のHP(https://www.visitogasawara.com/archive/archive-3451/)に昭和52年当時の濱江丸ですが、2017年に見たときには、もうその面影がなくなっていますね。
そのため、早めに行ってぜひ島内周遊ツアー・海のツアー、ダイビングツアーに参加してその姿を目に焼き付けてツアーを楽しみながらも戦争の悲惨さを感じてみてください。