旅行期間:2023年7月
南島上陸ツアー
東京都小笠原村、小笠原諸島・父島の南西に浮かぶ島。
2023年7月27日に、その南島に家族で、ツアーで上陸しました。
その南島は、生き物が独自の進化を遂げ、固有の生態系を持つ島として、2011年6月世界遺産に認定されました。
1000年程前のヒロベソカタマイマイの半化石などが
いまも、砂浜に転がっています。
初めてその島へ一歩入り込んだ時には、
まるで、別世界に来たような、壮大な自然に圧倒されました。
そこに存在する、岩や石、花や植物、鳥や虫などの生き物がそのままの姿で存在し、
海は、とても透き通ったエメラルドグリーンやボニンブルー。
時折、岸壁に波しぶきが「ザバーン」とかかる様子も
清々しい程の自然のワイルドさそのもの。
7月27日に訪れたのですが、カツオドリの子育ての真っ最中で、真っ白な産毛に覆われたヒナと、それを見守る親鳥がいました。
オスは、クチバシが淡青色、メスはクチバシが黄色だそうです。
オナガミズナキドリは、石灰岩の岩の中などで巣を作り、
真っ黒な羽毛が熱を吸収してしまうのを避けていました。
デコボコでゴツゴツの岩(石灰岩)を登り、
てっぺんから下を見下ろすと、息を飲む風景が広がっていました。
自然を守る為に、海ガメの産卵の場所や、オナガミズナキドリの巣の場所には、旗が立っており、注意し、守る目印になっていました。
1000年、2000年と形や生態系を変えずに、その自然そのものを保ち続けていている南島に、敬意と感動を覚えました。それを守る為に活動をしている方々にも敬意の念を心から感じました。
南島では、シュノーケリングも出来て、子供達もとても楽しそうでした。
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