陸のアクティビティ

一度は行きたい父島の絶景スポット ~ハートロックトレッキング~

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ハートロック
ボニンブルーシマ

ネイチャーガイドボニンブルーシマの島田(しまちゃん)です。

今回はハートロック(千尋岩)トレッキングを紹介します。
ボニンブルーの海と空に魅せられ小笠原に住むこと30年です。
ダイビングで水中景観を楽しんでいた私が、いつの間にか山の魅力に気づき始め島中(山)を歩き回りました。

ハートロック(千尋岩)

アクセス
大村地区から登山口(小港駐車場)まで車で15分
レベル
中級~
所要時間
登山口から往復6時間程度
ガイド同行
必要

ハートロック

海から見た絶景ハートロック(千尋岩)

このポイントの特徴

ハートロック(千尋岩)

海抜2メートルから300mの登山道を2時間半ほどかけて登ると大パノラマの絶景が広がります。
道中は小笠原ならではの固有植物が広がる亜熱帯の森をゆっくり歩きます。
目的地のハートロック上からは眼下にボニンブルーの海が広がり、南島が目の前に見渡せます。

自然豊かな森の中には、太平洋戦争の爪痕も残されています。
現在の人口が2,000人ほどの小さな島に、当時は16,000人以上の軍隊が配属されていました。
小笠原の豊かな自然と歴史を感じることのできる、スペシャルなトレッキングコースです。

見られる植物動物、地形の特徴

登山道入り口 森林生態系保護地域内に入るための簡単なレクチャー
登山者の人数をカウントするための面白い工夫が!!

どのポイントに、誰が行くのか、石やサンゴを入れていきます。
島民、ガイド、調査、旅行者、仕事というふうに分かれています。

ハートロックツアー

緩やかな登りが続きます。まず最初の絶景ポイント
眼下には小さいながらも小笠原の代表的な滝「常世の滝」が見られます。

ハートロックツアー

亜熱帯ならではの鬱蒼とした森や、なにがどうなっているのかよく分からない、へんてこりんな木(ガジュマル)が出てきたらみんなで木登りをしてみよう!

マルハチ
マルハチ

誰もが、覚えてしまうであろう小笠原固有種植物の代表格『マルハチ』

ムニンヒメツバキ

写真左
梅雨が明け夏本番を迎えると咲き誇る小笠原村の花『ムニンヒメツバキ』がルート一面を花道に!!

写真右
標高が上がると、黄緑色が美しいこちらも小笠原固有の『ムニンシラガゴケ』ふわふわで絨毯のよう!

ハートロックツアー

あれやこれやと2時間半ほど歩くと目的地は目の前

ハートロックツアー
ハートロックツアー

目的地は大パノラマ
悠久の時が育んだ小笠原ならではの自然がいっぱい詰まったトレッキングコースです。
小鳥のさえずりや沢のせせらぎに耳を傾け、爽やかな風や固有植物の息吹を感じて心が洗われた気持ちになります。
目的地に到着したら、思い思いの写真を撮ったり、ボニンブルーの空と海を瞼に焼き付けてください。

きっと最高の思い出となります!

ボニンブルーシマ

トレッキングガイド

ボニンブルーシマ

小笠原父島の山や森の専門ガイド。悠久の時を経て小笠原独自の生態系を育んだ山と森を分かりやすくご案内します。
小笠原の魅力を分かりやすく、丁寧にホスピタリティーを大切に皆様が楽しく、気持ち良くなれるようなツアーを心がけています

http://boninblue.com

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