子連れ旅行におすすめの小笠原・その５（ハイキング編）

父島の西側にある「三日月山・ウェザーステーション展望台」。
夕日のスポットとして人気の場所ですが、街中から気軽に楽しめる、
子連れ旅行者におすすめのハイキングルートでもあります。
お弁当や飲み物を用意して、登ってみましょう！

大村地区から約1kmの三日月山バス停。
ここからさらに約1.1km、舗装された道を登りきった所に
「ウェザーステーション展望台」はあります。
島の未就学児や小学生の遠足コースにもなっています。

舗装された道をのんびり歩いて登るのもいいですが、
途中で戦跡ルートに入るのもおすすめ。
ちょっとした冒険気分が楽しめます。
「父島要塞大村第二砲台」が置かれていた一帯で、
ジャングルの中に兵舎跡、弾薬庫、階段など、砲弾関連施設が今も残されています。

道路に戻り、ふたたび坂を登っていくと三日月山園地に到着。
ここにはトイレもあるので、安心です。
ウッドデッキが敷かれた「ウェザーステーション展望台」から見えるのは、
見渡す限りの水平線！
乳幼児がいる島民ファミリーのピクニックスポットでもあります。
冬季はザトウクジラが潮を吹く様子も見られるので、
お子さんと一緒に探してみてはいかがでしょうか。

もう少し歩けそうなら、その先の「三日月山展望台」にもぜひ行ってみてください！

登ってきた道を背に、駐車場右手から始まる「三日月山線歩道」は、
展望台へと続く700mほどのなだらかな道です。

起伏のあまりない道なので、のんびりお散歩できます。
背丈ほどもあるビロウを拾ってみたり、
運が良ければアカガシラカラスバトに出会えるかも!?

屋根のある休憩舎で一休みしたり、丸みのある岩山で遊んだり。

いかがでしたでしょうか。
ダイナミックな小笠原ならではの風景を気軽に楽しめる「三日月山」。
お子さんが小さくて、まだ山のツアーは自信がない……という方も、
三日月山なら半日あれば気軽に行けちゃいます。
海で遊べない時期のアクティビティにもぴったりです！