観光

子連れ旅行におすすめの小笠原・その3(母島編)

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せっかく小笠原に来たら、ぜひ足を伸ばして欲しいのが「母島」です。
父島から「ははじま丸」で2時間、
のんびりした母島も、子連れに優しい島なのです。

「ははじま丸」で2時間の旅

船内に売店はなく自販機のみ。おやつやご飯は父島で買っていこう

二等船室はゆったりとした和室と椅子席から選べます。
バリアフリーで授乳室もありと、小さいお子さん連れでも快適。
広々したデッキからは、時期(2月~4月ころ)によってはホエールウォッチングも楽しめます。

島民の憩いの場でもある「脇浜なぎさ公園」

母島の玄関口、沖港に着いたら、
10分歩いて「脇浜なぎさ公園」へ行ってみましょう!
遠浅の海岸なので、子連れでもゆったり泳げてシュノーケリングも楽しめます。

海岸と公園は一続き、思いっきり駆け回って遊ぼう!

広々とした芝生広場にはナチュラルカラーの遊具。
トイレとシャワーも完備しています。
公園の裏手にある「鮫ケ先展望台」は10月〜3月の間、
絶好の夕日のスポットとなります。子連れでも気軽に行けるのでぜひ!

元地集落、郵便局がある通りの小さな公園

郵便局などが並ぶ集落の公園でも、キュートな遊具を発見!

カラフルなおもちゃがいろいろ、親子でのんびりできます

お茶やランチに便利なカフェ「Salon Le Ciel」の中庭にはキッズコーナーがありました。
小さい村なのに、何かと子連れに優しいポイントが多いんです。

照明でライトアップされている小さな鍾乳洞

冒険気分を味わいたいなら「清見が岡鍾乳洞」へぜひ。
小さな鍾乳洞の天井からガジュマルの気根が垂れている、幻想的な空間です。
母島観光協会で鍵とヘルメット(子供用もあり)を借りられます。

小学生以上のお子さんとなら、
標高103.5mの「小剣先山」へのプチ登山もオススメ。
ちょっとハードな崖もありますが、眺めは抜群!

展望台も海も、子供と歩いていける距離にある母島

母島に流れている時間は、父島よりさらにスロー。
アクティビティも、商店も飲食店も少ないけれど、
自然のリズムを感じるのには最高のロケーション。
ただのんびり歩くだけでも、子供たちにとっては新鮮なはずです。

沖港前のクジラのモニュメントは子供たちに大人気

のなかあき子

元島民ライター

のなかあき子

2015年〜2017年春まで父島居住。
2児の母。島生活で太鼓とパッションフルーツに目覚める。
父島のおすすめスポットは「製氷海岸」「コペペ海岸」「三日月山展望台への脇道」。
著書に『東京のDEEPスポットに行ってみた』(彩図社)など。

https://twitter.com/akikononaka