小笠原を楽しむ

 アクティビティ

海のアクティビティ

ホエールウォッチング

小笠原諸島近海ではホエールウォッチングが楽しめます。
ブリーチングと呼ばれるジャンプや胸びれ・尾びれで海面を叩くなど、様々なアクションで楽しませてくれるザトウクジラは1月~5月の初め頃(ベストシーズンは2月~4月)まで観ることができます。海を見渡せる高台からは陸からの観察も可能です。
また、潜水のチャンピオンとも言われるマッコウクジラは島の沖合10~30kmの外洋で観られます。尾を海面上に高々と持ち上げて、深海へ静かに潜っていきます。マッコウクジラウォッチングは海の安定する5月~11月に行われます。

ドルフィンスイム・ウォッチング

小笠原諸島の近海では野生のイルカに一年を通じてドルフィンウォッチングをすることが可能です。船からのウォッチングが楽しいのはハシナガイルカ。前転やバク転、体をきりもみ状に回転させながらジャンプしてくれることもあります。
ミナミバンドウイルカに出会えたら、ドルフィンスイムに挑戦してみましょう!好奇心が旺盛なため、人と一緒に泳いでくれます。野生のイルカと目が合って一緒に泳ぐ体験は小笠原ならではの楽しみです。

スキューバダイビング

ダイバーなら一度は潜ってみたいと言われる小笠原の海。特に大物が観られることで有名で、イソマグロの群れやシロワニ、マンタなどが観られるほか、ダイビング中にイルカやウミガメに出会うこともあります。
また、美しいサンゴ礁や沈船ダイビングもできる小笠原の海はたくさんの楽しみ方があります。

シーカヤック

透明度の高い海を自然に優しいカヤックでクルージング。ガイドに案内してもらえれば初心者でも安心して体験していただけます。エンジンを使わないので静かに大自然を楽しむことができます。シーカヤックでしか辿り着けないビーチに上陸して、ランチなんてプランもあります。

釣り

小笠原のフィッシングは初心者からベテランまで誰でも楽しめます。磯から狙うイシガキダイ。ジギングで狙うカンパチ、シマアジ、カッポレやバラハタなど大物が釣れることも。初心者でも高級魚のアカハタやロクセンスズメダイなど、比較的簡単に釣ることができます。

南島ツアー

2008年3月「小笠原南島の沈水カルスト地形」の名称で国の天然記念物にも指定され、新東京百景にも選ばれました。
無人島の南島。この景観を守るため、観光客の皆様にはルールに従って上陸していただく必要があります。
南島へ上陸するには、東京都自然ガイドの同行が必要となり、1日100人という入島制限や、1人のガイドに15名まで等の自主ルールが定められており、自然を大切にしながら楽しむエコツーリズムの精神でツアーが催行されています。

*例年11月~2月は植生回復のため、入島禁止期間が設けられます。

山のアクティビティ

トレッキングツアー

小笠原諸島は、大陸と一度も陸続きになったことが無いため、海流、風、鳥などによって運ばれてきた動植物は独自の進化を遂げました。
原生状態を保つ亜熱帯の森と山を、固有の動植物や鳥をウォッチングしながらのハイキングやトレッキングは驚きと感動がいっぱいです。

戦跡ツアー

二次世界大戦中小笠原はアメリカ軍との戦争の舞台となり、父島・母島は激しい攻撃を受けました。また、硫黄島では大激戦の上、多くの人が犠牲となりました。

島には当時の日本軍が築いた数多くの防空壕や大砲など、戦争の跡が残っています。悲惨な歴史を繰り返さないために現在残る戦跡を巡りながら、平和の大切さについて考えましょう。

ナイトツアー・スターウォッチング

夜の小笠原も見所が一杯です。
夜の森ではほのかに緑に光るキノコ「グリーンペペ」や天然記念物に指定されている固有種の「オガサワラオオコウモリ」が飛ぶ姿も見られます。海辺では夜行性の生き物に出会うことができます。
また、満天の星空は夏以外でも天の川が見えてしまうほど、たくさんの星が見られます。

島内観光・工芸体験

島内観光

きれいな浜辺、自然、展望台や町並み、集落を巡りながら島内一周観光ができます。フォトスポットも盛りだくさん。歩くことは少ないので、高齢者の方やお子様連れも安心してお楽しみいただけます。

レンタカー・レンタバイク・レンタサイクル

島内を自分のペースで巡るにはレンタカー、レンタバイクが便利です。バスが通っていない展望台や海岸などに行くこともできます。電動付きレンタサイクルもあるので、ちょっとした坂道も登って行けます。

カルチャー・クラフト

タコノ葉細工は小笠原の固有種「タコノキ」の葉を編み上げた、戦前から島に伝わる民芸品を制作する体験メニューです。他にも染物体験やビーチグラスや貝殻を使ったお土産づくりなども体験できます。