観光

子連れ旅行におすすめの小笠原・その1(公園編)

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小笠原は子供天国。
公園で、浜辺で、街中で、エネルギーに満ちた島っ子がのびのび遊びまわっています。
実は小笠原は、住民の約5人に1人が14歳以下。子供の人口比率が高い島なのです。

まだ小さいし、長い船旅、アクティビティもまだ無理そう。
子連れ旅行には向かないと思われがちな小笠原(父島)ですが、
子供が多い=子連れ旅行者も楽しめる島。
子連れ小笠原旅行のハードルが絶対低くなる、おすすめスポットをご紹介します!

街の中に楽園が!「大神山公園(大村中央地区)」

大型遊具にブランコ、鉄棒など、遊具充実!

島の子供達が集まる場所といえば、大村地区にある「大神山公園」。
ガジュマル、タコノキ、オオハマボウ。
南国の植物が茂る園内には、子供たちが大喜びする遊具が充実しています。

がじゅまるの上で語り合う子供たち

日陰やベンチも多く、晴れた日でも爽やかに過ごせる公園。
思いっきり走り回れる広場もあります。
それだけではありません。
公園を抜けると、青く穏やかな極上ビーチ、大村海岸が広がっています!

目の前に広がるラムネ色の海

浅瀬は、小さなお子さんとゆったり海遊びするのにぴったり。
シュノーケルデビューにもいいですよ。
島民の親子もたくさん遊んでいます。

海デビューにもおすすめの海岸

水中メガネで、海の中を覗いてみてください。
浅いところでよく出会うのがこの透明の魚(見にくいですが……!)。
熱帯・亜熱帯に生息するコバンアジです。
警戒心があまりないので、一緒に泳いでいる気分になれちゃいます。

キュートなコバンアジは子供たちに人気

海から上がったら、浜辺でアートに挑戦してみるのもいかがでしょうか!
砂にサンゴ、ビーチグラス、魚の骨に植物の実。素材は自然界にいっぱい!

園内には更衣室、シャワー、休憩舎も完備。
至れり尽くせり、公園というか……ここは楽園かも?
親子でゆったり、贅沢な島の時間の流れを感じてみてくださいね!

大神山公園

のなかあき子

元島民ライター

のなかあき子

2015年〜2017年春まで父島居住。
2児の母。島生活で太鼓とパッションフルーツに目覚める。
父島のおすすめスポットは「製氷海岸」「コペペ海岸」「三日月山展望台への脇道」。
著書に『東京のDEEPスポットに行ってみた』(彩図社)など。

https://twitter.com/akikononaka