自然

ウミガメがつないだ秋田と東京のおはなし《その3》

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※この記事は2017年5月31日に書かれたものです。

どよよんとした天気と

船酔いで

なんだか気分も落ち込んだ初日・・・

がしかし!

たっぷり睡眠をとった自分は
外にでてみたら

アオウミガメ記事3-2

青空が見えてきましたよー!!

遠くに
島の影も見えてきました。
その島から飛んできたのか、船には鳥がついて一緒に飛んでくれます。

なんだろな、船に来るっていったらカモメとかウミネコとかの記憶しか
ないんだけど黒いし・・・

こちらは
「カツオドリ」というそうです。

翼を広げたとき、両端までは1.5メートルもあるそうで、かなり大きいです。

あれですね!
あれが「小笠原諸島」なのですねー!!
(間違ってたら指摘ください・・・)

アオウミガメ記事3-7

ぶろぐ担当、
初!小笠原諸島「父島」上陸でございます!
当然のことながら・・・暑っ!

気候も違えば、

アオウミガメ記事3-8

植生も違いますよね。
こんな木、秋田じゃお目にかからないよ。

アオウミガメ記事3-9

街並みは
白っぽい建物が多くて南国だな~。

ここが小笠原諸島父島のメインストリートで、右には山、左には
海が広がっています。

歩いて制覇できちゃいます。

「じゃあ海に行ってみましょうか」

きたー!!
ていうかこんなにあっという間?!(道から数歩しか歩いてません)
な感じで、メインストリートから少しそれると
青い海と白い砂浜が広がってるんです!

「あ、これ

ウミガメが掘ったあと。」

またもこんな簡単に・・・・。

5月はアオウミガメの産卵シーズン。小笠原諸島は日本最大規模の
アオウミガメの産卵地です。
夜、砂浜に上がってきて産卵用に砂を掘り、卵を産みます。

ですが、堀ったところに必ず産むわけではなく、
途中で「あーこれ違うな」とか
「今そのタイミングじゃないな」というときもあるそうで
そうなった場合は掘ってそのまま海にUターン、なんてことも
あるそうです。

この時期は父島の砂浜いたるとことに
アオウミガメの進んだあとや砂を掘ったあとがあります。
卵を産んでいたらそのうえに砂をかけて固めるそうなので、
この穴はお気に召さなかったんですかね。

行く途中には
でっかいアロエみたいなのが・・・

「アオノリュウゼツラン」というそうです。
リュウゼツ。
竜の舌みたいだからこの名前が付いたそうです。

お昼ご飯は

「ポキ丼」を
いただきました。
白身魚の漬け丼です。

このあたりは白身魚が主なようです。あまじょっぱくておいしかったです。
白身魚の漬けはいろいろなメニューに取り入れられているようで、これで
お寿司も作るそうです。

お腹いっぱいだわ~と
岸壁を歩いていたら

なんでかな
岸壁を除くと、枝サンゴが広がっている・・・
よくよく見ると、海の熱帯魚までいるんですよ・・・。

すげーな。

アオウミガメ記事3-15

ちょっと
覗き込んだら

アオウミガメ記事3-16

サメがいるって
どういうこと?

このサメ「ネムリブカ」といいます。写真には1匹ですが
けっこううようよしてます。
※このサメは「シロワニ」でした!

夜になると、港の光にもっともっとたくさん集まるとか・・・

覗き込める場所にサメがいるって・・・

到着して数時間。

驚きに
キリがない・・・
何あのでかいアスパラみたいなの・・・

というわけで、続きます。。
この次は、今回私たちがこうして小笠原諸島に来るきっかけを
作ってくれた生き物の出発地を訪れます。

水族館

男鹿水族館GAO

秋田県立男鹿水族館は、秋田県男鹿市戸賀塩浜にある水族館。
通称・男鹿水族館GAO。

http://www.gao-aqua.jp/index.html