観光

2019→2020父島で過ごした4時間

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2020年の年明け。私はその瞬間をおがさわら丸の船内で過ごしました。

私が乗っていたのは、2019年12月31日に東京・竹芝桟橋を出港し、24時間後の2020年1月1日に父島に到着する便。

船内での年越しに加えて、海から昇る初日の出を見るという貴重な経験もして、元旦の父島には20分遅れで到着しました。

お正月の父島の過ごし方・・滞在時間は4時間!?≪父島版≫日帰り観光のプランは?

港に集まった人々とスティールパンの演奏でにぎわう父島。

船を降りると、さっそく知り合いから「おかえり」と声をかけられました。

その方は半そで半ズボンにギョサン。元旦とは思えない暖かい風が吹き、日差しも眩しいです。

季節の感覚がなくなり、まさに夢の中にいるような感覚。

ただ、のんびりしている時間はありません。というのも今回私は日帰りの父島滞在。

4時間後には再びおがさわら丸に乗って、東京へと戻るという予定を組んでいたのです。

まず最初にアオウミガメの子ガメ放流へ参加しよう!

元旦の父島でやりたいことの1つめはアオウミガメの子ガメ放流。

荷物を持ったまま急いで向かったのは大村海岸。

小笠原諸島は日本最大のアオウミガメの繁殖地。

小笠原では毎年元旦にアオウミガメの子ガメ放流が行われています。

大勢の人々に見守られながら、青海原へ旅立つ子ガメ。

数十年の海の旅を経て、自分が生まれた浜に戻って産卵をするそうです。

見送りの言葉は「さようなら」ではなく「いってらっしゃい」。

早速、小笠原らしいイベントをひとつ楽しむことが出来ました。

新年三日間開かれる元旦祭へ!大神山神社へ初詣に行こう!

元旦の父島でやりたいことの2つめは大神山神社への初詣。

こちらも多くの島民や観光客で賑わっていました。

お賽銭をして手を合わせ、2020年が良い年になることを願いました。

おみくじを引いたり、お守りを買ったりして、次はウェザーステーションに向かいました。

運が良ければ見つけられるかも!?ウェザーステーションへクジラ探しに行こう!

ウェザーステーションで私が楽しみにしていたのは「ザトウクジラ」です。

冬になると繁殖と子育てのため、北の海に棲むザトウクジラが父島のすぐそばまでやってきます。

運がいいと、ウェザーステーションからもクジラを見ることが出来るのです。

目を凝らして海を眺めクジラを探します。が、相手は野生の生き物。

そう簡単には姿を現してくれるわけではありません。20分ほど海を探しましたが、この日はクジラを見つけることは出来ませんでした。

小笠原の海開きは1月1日。日本一早い海開きに参加しよう!

「ホエールウォッチング(見れませんでしたが)」の後は再び大村海岸へと戻ってきました。

ここで私は膝ぐらいまで海に入りました。

これが、元旦の父島で私がやりたかったことの最後のひとつ「初泳ぎ」です。

小笠原の海開きは1月1日。日本一早い海開きです。

海に入った後は観光協会へ行き、2020年1月1日の印が押された「初泳ぎ証明書」をもらうことが出来ました。

その後は水産センターに行ったりお土産を選んだりしているうち、あっという間に出港の時間になってしまいました。

帰ることに自分でも実感が湧きません。

島の知り合いの方たちとも再会を約束しておがさわら丸に乗船。これが私にとって7回目の小笠原、しかも今回は日帰りの滞在でしたが、出港の時の光景は何度見ても泣けます。

翌朝、目が覚めて甲板へ出ると、風はすっかり冷たくなっていました。まさに初夢をみているかのような、そんな元旦の父島滞在でした。

工藤プロフ

沖縄在住の小笠原アンバサダー

Jovislander

埼玉生まれ埼玉育ち。47都道府県に上陸した後、初めての海外旅行で訪れたミクロネシア・ジープ島で小笠原諸島に行くことを勧められる。その半年後、2016年9月に父島初上陸。以降、小笠原にハマり長期滞在も経験。小笠原の観光についての卒論を書いて大学を卒業。今は沖縄に住んでいます。InstagramとTwitterでも情報を発信しています。

http://wwwkankomeijin.com/