内地で小笠原
「おうちで小笠原気分」お取り寄せ編・その４ 父島島民に教わる「島魚の唐揚げ＆島野菜カレー」編
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お取り寄せした商品をおうちで調理して小笠原を味わってみました！
高い空を見ていると、思い出すのは小笠原の風景。
少しでもおうちで小笠原を感じたい！
そんな思いを叶えるために、父島の小港海岸にある「くつろぎの宿 てつ家」の通販サイトから3人分のカレーを作れる「てつ家カレー 〜島魚の唐揚げ＆島野菜セット〜」（3,500円）をお取り寄せしてみました。
このカレーがおうちで味わえる！（画像提供：くつろぎの宿 てつ家）
ごはんがおいしい宿として、リピーターも多い小港海岸の「くつろぎの宿 てつ家」。
その味をおうちで楽しめる上、９月末まで送料無料でお取り寄せすることができます。
ウェブサイトより注文してから、待つこと約１週間。
おがさわら丸での旅を経て、てつ家のカレーが我が家に到着しました。
クール便で届いた発泡スチロールの箱の中には、島の恵みが！
島の空気も一緒に運ばれてきた気がした
季節の島野菜（今回はオクラ＆ゴーヤー）、島で水揚げされたメカジキのから揚げとカレールー３人分（真空パック）が入っていました。
さて、どう調理しよう？
ウェブサイトをご覧のみなさまのために、「くつろぎの宿 てつ家」のオーナー、中村哲也さんから、てつ家カレーの再現方法を教えてもらいました。
野菜の下準備を前日に行い、翌日にカレーをいただきます。
それでは下準備を始めましょう！
オクラとゴーヤーは軽く下ゆでし、かつおと昆布の一番だしと薄口醤油・島塩・みりんで作った和風ベースのだし汁に漬け込みます。
塩を少し感じるくらいの、”薄味”にするのがコツ。本来の島野菜の味を生かします。
小笠原のオクラは角がない丸オクラ
ゴーヤーは出汁＆甘酢に漬けてみた
漬け込む時間は約１日。茹でた野菜が冷める間に味がぐっと入っていきます。
ゴーヤーの苦味が強いときは、切った後にしっかり”塩もみ”を。
ピクルス風に”酢漬け”にするのもおすすめだとか！
さあ当日はここから始めよう！
てつ家流にするなら、お米は16穀米がおすすめ。
白米と一緒に、市販の16穀米を混ぜて炊きます。
せっかくなので、一手間かけてみよう！
メカジキのから揚げは、すでに調理済みなのでオーブントースターで温めるだけでもいいですが、より美味しく食べるなら一手間かけるのがオススメ。
片栗粉をまぶし、170度の油で30秒～1分ほど軽く揚げます。身が硬くなりません。
この間にカレールーは小鍋で温めておきましょう。
ご飯が炊けて、から揚げ・カレールーの準備ができたらいよいよ盛り付け！
より「てつ家」風に再現するなら、季節の野菜も”彩りよく”添えましょう。
今回はにんじん、プチトマト、里芋の素揚げも添えてみました。
中村さんのオススメは、
てつ家のカレーはオレンジのピューレが入っていてフルーティーなので、レモンの酸味との相性が良く、さっぱり爽やかに味変ができるそうです。
ということでレモンも追加！
おうちで再現！！てつ家のカレー完成
彩りよく、ヘルシーな「てつ家」カレーが我が家に！
トロトロの玉ねぎとスパイス、デミグラスソースと生クリームのコク。
新鮮な島の食材や季節の野菜をたっぷり添えれば、食べるほどに元気が出てくる味！
頭の中に、てつ家が建つ小港海岸の白い砂浜や海の色が蘇ってきました。
以前島に住んでいた方、観光で訪れたことがあるお客さんなどからは「てつ家の味そのもの！」「真空パックとは思えない」などの声が届いているそうです。
「てつ家」がある小港海岸。澄んだ遠浅の海が恋しい！
ほかにもメカジキを特製の味噌床に漬け込んだ「とっと漬 〜メカジキの島唐辛子味噌漬け〜」（1,500円）や、中村さんが捌いた新鮮なおなが鯛１尾分を、お刺身や揚げ物、焼き物で味わえる「小笠原父島産 おなが鯛」（4,500円）なども。
小笠原を食卓で感じたい方、ぜひお取り寄せしてみてくださいね！
元島民ライター
のなかあき子
2015年〜2017年春まで父島居住。
２児の母。島生活で太鼓とパッションフルーツに目覚める。
父島のおすすめスポットは「製氷海岸」「コペペ海岸」「三日月山展望台への脇道」。
著書に『東京のDEEPスポットに行ってみた』（彩図社）など。
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