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フェス好き必見!年に1度の大注目イベント「BONIN ISLAND JAZZ」vol.1

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2023年1月9日(月・祝)に、BONIN ISLAND JAZZ 2023 Winterが開催されました。

新型コロナウイルスや台風の影響で、島外からゲストを迎えての実施は2018年10月の開催以来となったこのフェスティバル。

今回、筆者ははじめて参加してきたので、ボニンアイランドジャズ実行委員会 代表小田川明子さんへのインタビューと併せて、このフェスの魅力をお伝えしていきます!

BONIN ISLAND JAZZとは

BONIN ISLAND JAZZは毎年秋冬ごろに開催されており、豪華ゲストや島民の方々のパフォーマンスを「青い海をバック」に「生」で聴けちゃうという、音楽好きにはたまらないイベントです。

小田川さんによると、小笠原でのジャズフェスが始まったのは2016年。

「小笠原でジャズフェスをやりたい!」という、 東京都墨田区のすみだストリートジャズフェスティバルの関係者を中心に、島の有志の協力を得て開催したのが始まりだそうです。

2016年の様子(photo by Noriko Uemoto)

そんな想いが集まりスタートしたジャズフェスティバル。回数を重ね、(台風により船が欠航し島民のみで開催した2019年を合わせると)今回は5回目の開催でした。

早速、どんなイベントだったかをご紹介したいと思います。

美味しい島料理が食べられる各種ブース

感染症対策のため、入り口で検温をおこなったのち、リストバンドをつけて入場します。

会場にはたくさんの飲食ブースが並んでいて、美味しい料理やお酒を片手にフェスを楽しめるようになっています。

飲食店ブースは島ものがたくさん!

ブースには、

・ドリンク・アルコール各種
・島っ子が釣ったメアジの南蛮漬け
・手づくりソーセージのホットドッグ
・島寿司(魚を醤油漬けにし、わさびの代わりにカラシをつけた握り寿司)
・グァバうどん

などなど、島ならではのメニューも盛りだくさん!ちなみに、いろんな人が顔見知りの島。MC担当の方が、これらのブースを1店1店面白おかしく愛とともにイジりながら紹介していたのには大笑いしました。

島民の皆さんのパフォーマンス

はじまりは、大迫力の小笠原太鼓から。青い空にドンドコ鳴り響く音が、フェスが始まるわくわく感をさらに盛り上げてくれます。

小笠原の太鼓は、おがさわら丸の出港時やイベントの際にいつも感動を与えてくれる、島には欠かせない音となっています。

太鼓の次は、島で大人気のダンスパフォーマンス。ダンスの先生によると、なんと下は3歳、上は50歳ほどまでの方が壇上に。様々なジャンルのダンスを披露してくれました!

可愛い衣装で踊る小さな子供たちと、キレッキレの動きで舞う大人たち、みんなが楽しそうにしている姿に、見ている私もエネルギーをもらいました!

子どもたちの衣装もとっても可愛い!

さらに、島民ミュージシャンのピアノやバンド演奏、合間にはDJブースにてDJパフォーマンスも披露されノリノリで踊ったり、会場を自由に散策したり、自由で楽しい雰囲気に包まれていました。

お待ちかね豪華ゲストの大団円!

楽しんでいるとすぐに辺りが暗くなり、みんなお待ちかねのメインアクトの登場!

斬新で都会的と評されるジャズバンド「BimBomBam楽団」さんと、世界中を飛び回り紅白歌合戦にも出演されたことのあるサックス奏者の「元晴」さんが演奏してくださいました。プロのパフォーマンスはまさに圧巻!

観覧席は距離を保つために1人1区画とスペースが区切られていました。が、熱気は壇上と会場ともにひとつとなって、1区画スペースがまるでその人のためのダンスホールのように!みんな、うっとり&大盛り上がりでした。

そして最後の大団円は…なんとBimBomBam楽団さん、元晴さんと「島民の方々」のコラボ!いつの間に練習したの?!とビックリのサプライズでした。

壇上に上がった方は、前日に開催されたワークショップに参加した方や、たまたま居合わせて「一緒にやっちゃう?」と声をかけられ急遽参加になった方もいたそうです。その場のノリで音楽ができてしまうのがなんとも島っぽく、音楽の楽しみでもありますね。

島で親しまれている小笠原古謡「ウラメ」を演奏し、大盛況のなかBONIN ISLAND JAZZ 2023 Winterが終了しました。

コロナ禍で開催する想い

今回、コロナ禍を経て4年ぶりの開催となったこのイベント。

小田川さんによると、コロナ禍での開催は簡単なものではなかったようです。島の医療体制は内地ほど充実していないため、厳重なコロナ対策が必要とされていました。

何度も何度も繰り返し申請を行い、やっとの思いで開催が決定。
「なんでも対策するから、お願いだから、やらせてくれ!」そんな想いが実り、大盛り上がりにも関わらずクラスターの報告などもなし。

大成功となった今回のジャズフェスでした。

それぞれがそれぞれの楽しみ方で参加できるフェスでした!

私は今回はじめてこのイベントに参加したのですが、お酒を片手に青い海をバックに素敵な音楽を大好きな人たちと一緒に聴けるという、まさに“全部のせ!”といった最高の時間を過ごすことができました。

ノリノリで踊ってもよし、後ろの方で音楽を聴きながら会話を楽しんでもよし、子供たちはアスレチックに集合して走り回っていたりと、とっても自由でそれぞれがそれぞれの楽しみ方で参加できるイベントだったように感じます。

ステージの後ろでのんびり過ごす人たち

演者の皆さま、スタッフの皆さま、楽しい時間をありがとうございました!
次回は、2023年12月10日(日)に開催予定だそうです!

そして、次回の記事では小田川さんにインタビューしてわかった「なぜミュージシャンの方々は小笠原に来てくれるのか」「ジャズフェスをもっと楽しむコツ」をお伝えしたいと思います!

▼続きはこちら▼

フェス好き必見!年に1度の大注目イベント「BONIN ISLAND JAZZ」vol.2

人間好きなウクレレプレーヤー

YUKA|ゆうか

「島にはどんな人たちがいてどんな日常を営んでいるのか体感したい」という興味から小笠原の父島に移住しました。
現在は内地にて「本来の自分で気持ち良く生きる」をテーマに実験&ヨガの勉強中。
島にいるときはウクレレ会や音楽会をやっています。

【Youtube】ゆうかYUKA
(https://www.youtube.com/channel/UCuYXD7PxGBMheU8g675T4jQ)
Youtubeでは、島や色々な場所でウクレレ弾き語りや解説を配信しています♪

【Instagram】yukatanipooo
Instagramでは、ウクレレで歌いながら(島暮らしの)日常や今後の活動について、プライベートについてを気ままに発信中!

https://www.instagram.com/yukatanipooo/