自然

おがさわら丸航路で、しあわせを呼ぶ『エンジェルラダー』に出会う

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【天使のはしご】の意味を持つ【エンジェルラダー】をご存知でしょうか?

見ることができたらしあわせになれると言われるほどにめずらしい景色ですが、おがさわら丸の航路上で見られる確率が高いのです!

ということは、おがさわら丸に乗って小笠原への旅をすることが、しあわせへのステップになるのかもしれませんよね!

20年以上島に住んでいる私が、島と内地(本土)をつなぐ定期船・おがさわら丸の航路上で何度も目にしてきた【エンジェルラダー】そのしくみや、見ることのできるタイミングなどをご紹介します。

エンジェルラダー(天使のはしご)とは、薄明光線という気象現象

エンジェルラダー

この景色を初めて目にしたときは、その神々しい雰囲気に圧倒されて見入っていました。

調べてみたら、この景色につけられた名前は『天使のはしご』
英語表現は『Angels Ladder』(エンジェル・ラダー)

なんて素敵な呼び名でしょう!

そう言われて見てみると、光のラインに沿って天使が舞い降りてきているように見えてきますね♡

科学的には、薄明光線と呼ばれる気象現象です。

薄明光線とは

太陽が雲に隠れているとき、雲の切れ間や端から光が漏れ、光線の光が放射状に地上へ降り注いで見える現象。

<引用元:ウィキペディア>

でも雲に切れ目が入っているだけでは不十分で、その雲の切れ目の下に、雲を形成している水蒸気よりもずっと小さな水滴がたくさん集まっているときにだけに見られる現象です。

その小さな水滴がたくさん集まっているところに光が通ると光が散乱して見えるチンダル現象のひとつで、朝や夕方の太陽の位置が低い時に見られることが多いと言われています。

光を通すには、チリやホコリなどのないきれいな空気であることも条件になります。

科学的な説明では、『天使』『エンジェル』というファンタジーな言葉の響きとは真逆の、難しい専門用語が並びますね。

個人的には、『天使のはしご』という言葉の響きの方が好きです(笑)

だって本当に、光のラインに沿って天使が飛んでいる姿が見えるようじゃないですか♡

他にも、

天使の階段(Angel’s Stairs エンジェルステア)

神の光(God Ray ゴッドレイ)

ヤコブのはしご(Jacob’s ladder ヤコブラダー)

などの言い方もあります。

ヤコブとは旧約聖書に出てくるヘブライ人の族長で、別名イスラエル。イスラエルの方々にとって、神の存在である人物ですね。

彼が夢の中で、雲の切れ間から差す光のようなはしごが天から地上に伸び、そこを天使が上り下りしている光景を見たとされることから、こんな呼び方もあるのです。

いくつもの条件がそろわないと見られないからこそ、見ることができたらラッキーだと言われるのですね。

おがさわら丸の航路上で、何度も見た【エンジェルラダー】

日頃から、ゆっくり夕陽を眺めるということが生活の中の大切なひとときになっています。

エンジェルラダー

でも仕事をしていると、毎日いいタイミングでこんなステキな景色に出会えるわけではありません。

帰宅途中や、自宅でのパソコンワークの合間にビーチへ出かけては海を眺めて気持ちをリセットするのが習慣になっている私としては、おがさわら丸に乗船したらずーっと海を眺めていられるという贅沢な時間を過ごすことができる、うれしいひとときです。

午後3時に父島を出港する定期船・おがさわら丸。

おがさわら丸

盛大なお見送りでひとしきり沸いたあと、人がまばらになったデッキで海を眺めていると、少しずつ傾いていく太陽と雲の織りなすアートに包まれます。

エンジェルラダー
エンジェルラダー
エンジェルラダー

そう、父島出港後から日没までの数時間が、エンジェルラダーに出会えるチャンスなのです! 

船室に入って寝転がっている場合ではないですよ!

エンジェルラダーを見たら、しあわせになれる!?

いくつもの条件がそろわないと見ることができない貴重な景色。

それが『見ることができたらしあわせになれる』と言われる所以ですね。

この『しあわせになれる』にあやかって、【エンジェルラダー】と名付けられたパワーストーンが数年前から話題になっています。

柱上の原石から数センチの丸玉、ブレスレットに加工されたものなど、形や種類も多様。

こちらのパワーストーンの意味や効果として

  • 固定観念を外す
  • 人生の指針
  • 正しい選択
  • 直観力と洞察力を高める
  • 肉体・意識・精神のバランスをとる
  • 穏やかな心
  • 冷静な判断力

などと挙げられています。

では、本物のエンジェルラダーに出会うことができたらその効果はいかがなモノでしょう…?

日本の首都・東京の島でありながら、渡航手段は月に5回・航海時間24時間もかかる一隻の船のみ・・・これだけで固定観念が外れますね(笑)

片道24時間もかかる船旅は、これからの人生を考えるきっかけとなるかもしれません。

常に時間に追われる現代、電話やネット環境から遮断される長い船旅の中で、穏やかな心と冷静な判断力を取り戻し、直観力や洞察力が高まることもあるでしょう。

人生に迷っていたり、いま置かれている環境に悩んでいるとしたら・・・

おがさわら丸の航路上で【エンジェルラダー】に出会うことにより、新たな道への発見があるかも!?

まとめ

東京・竹芝桟橋から小笠原諸島・父島二見港までの距離は約千キロ。
飛行機はなく、渡航手段は船のみ。 唯一の定期船・おがさわら丸で24時間という長い時間を要します。

交通機関の発達した現代、地球上で日本の反対側・ブラジルへ行くのにも、こんなに長い時間はかかりませんね(笑)

この距離と時間を費やす航路そのものが、天と地をつなぐ【エンジェルラダー】に近いのかもしれません。

おがさわら丸でエンジェルラダーを体感することができたら、それが人生をしあわせへと導くきっかけとなるかもしれませんよ!

 

マーメイドカフェ

Mermaid Cafe オーナー

あらいたかみ

小笠原の海に魅せられて、1998年より小笠原に移住。
ダイビングインストラクターとしての仕事を引退した後、少女の頃の夢『手作りケーキとおいしいコーヒーの店』を移動販売車で始める。

小笠原の生活を綴ったブログ『マーメイドのひとりごと』公開中

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