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陸からもホエールウォッチングができちゃう!?日本屈指のポイント母島~鮫ヶ先展望台編~

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ザトウクジラが陸上から観察できる!鮫ヶ崎展望台編

ザトウクジラの回遊シーズンたけなわ、2月になって母島でもたくさんのザトウクジラが目撃されています。

そんな母島には陸上からザトウクジラを観察できるポイント(場所)がたくさんありますが、その中のひとつ、集落からも歩いて行ける「鮫ヶ崎展望台」からのホエールウォッチングをご紹介します。

鮫ヶ崎展望台はこんなところ

母島の宿泊施設は沖港周辺の「元地(もとち)」「静沢(しずかさわ)」に点在していますが、鮫ヶ崎展望台は元地のお宿から徒歩10分くらいで、静沢のお宿からは徒歩5分くらいです。そう、歩いて行かれるホエールウォッチングポイントなのです。

そんな身近なところでザトウクジラが見られるなんてすごいですよね~。

鮫ヶ崎展望台

入港日にはホエールウォッチングインタープリターによる観察会を開催中

ザトウクジラが小笠原に回遊してくるのは例年では12月~5月頃(ベストシーズンは2月~4月)までですが、2月は頭数も多くみられるようになることから、母島では2月初旬のおがさわら丸入港日から鮫ヶ崎展望台で陸上観察会を開催しています。(2019年現在)

ホエールウォッチング

小笠原ホエールウォッチング協会認定のホエールウォッチングインタープリターが、みなさんのホエールウォッチングのサポートやクジラの生態についてのレクチャーをしています。

時間は、16:30頃から日没までですが、おがさわら丸入港日の「ははじま丸」が母島に到着するのが14:00、その後お宿にチェックインして母島の集落をブラブラお散歩して鮫ヶ崎展望台に到着すると、ちょうど陸上観察会が始まるタイミングになります。

ほら、ほら!こんな近くでザトウクジラが!

実際の陸上観察会は、まず周辺の島々の名称の紹介から始まります。
一番右の島から「向島」「帆掛岩」「平島」「二子島」「丸島」など、ザトウクジラがみられたとき、「向島の少し手前にブローが上がっています!」「平島の少し右でブリーチングしていますよ!」などと、インタープリターが教えてくれます。
周辺の島々がザトウクジラを探すときも目標になるので、是非知っておいてくださいね。

ホエールウォッチング
ホエールウォッチング06

また、鮫ヶ崎展望台にはザトウクジラの様々な行動を紹介するイラストパネルも設置してあるので、ブロー(潮吹き)やブリーチング(飛び跳ねること)など初めて耳にするホエールウォッチングの用語も、ザトウクジラのどんな行動なのかすぐに確認できるので助かります。

ホエールウォッチング

ザトウクジラのブリーチング

そして観察会が終わるころにはこんなご褒美も!

鮫ヶ崎展望台は母島の西側にある高台に位置しているので、お天気がいい日にはこんなご褒美があります。美しい夕日です!

この他に、御幸之浜展望台や南崎小富士もホエールウォッチングを楽しむのにオススメの場所です。

母島でザトウクジラの陸上観察をするときのご参考にしてくださいね!

自然ガイド

梅野ひろみ

母島の旬な情報や歴史文化など、様々な情報をお伝えします。

http://www.hahajima-hilolo.com