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おがさわら丸24時間の過ごし方 バードウォッチャー編 その①航路観察

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小笠原マガジン投稿者とてデビューいたしました、SAKIKOです。

鯨類と野鳥が好きで、おがさわら丸に乗っている間もずっと海を観察をしています。

そんな私のおがさわら丸での過ごし方、観察中に出会う生き物や魅力をお伝えしていきます。

おがさわら丸で海鳥ウォッチング

おがさわら丸の過ごし方01

船からのバードウォッチング『航路観察』

双眼鏡とカメラを持った人たち。とても気になりますよね…

この人たちは洋上に現れる海鳥を観察しているバードウォッチャーたちです。

外洋でしか会えない海鳥がたくさんいます。そんな鳥をおがさわら丸のような定期航路船に乗って、海鳥との出会いを求めてひたすら探すのです。

定期航路船に乗って観察することを「航路観察」と言っています。

私も、「航路観察」を実践する、その一人です。

おがさわら丸の過ごし方02

よく、「何見てるのですか?」「クジラですか?」と聞かれます。

もちろんクジラ・イルカも見ていますが、世界的に見ても、日本国内を長距離移動する定期航路船で観察している人は、ほぼ100%バードウォッチャーです。

なので、もしこんな人たちを見たら「バードウォッッチング」をしている人。
だと思ってくださるとうれしいです。

私のおがさわら丸での過ごし方

私のおがさわら丸での過ごし方は、日が出ている間は観察時間なので、24時間なんてあっ~という間です。
東京~父島までの1日の流れを紹介します。

11:00 出航
観察準備や休憩、甲板にでたり

13:00 浦賀水道を抜けて東京湾を出る
観察開始

18:00 日の入
観察終了
お風呂・夕食・写真チェック

22:00 就寝

4:00  起床

5:00 日の出 観察開始

10:30 観察終了

11:00 下船準備
父島到着

と、早起きです(笑)日の出前くらいから甲板に出ることができます。

しかし、バードウォッチャーは日が出る反対側の甲板にいるので、ご注意を。
日の出を撮影しているのだと思って一緒にまっている方々がいるので、チャンス逃します…(声はかけるようにしていますが…)

日の出の情報は、事前に船内電光掲示板や方角、外の様子で確認するようにしましょう(^-^;

おがさわら丸の過ごし方03

夜明け

観察している時間が10時間なので、寝る時間などひいたら24時間じゃゆっくりしてる暇もありません(笑)

どんな海鳥に会える?

さて、船から観られる海鳥なんているの?って言われるのですが、よくよく見ていると飛んでいるんです。

オナガミズナギドリ
オーストンウミツバメ
クロアシアホウドリ
シロハラミズナギドリ
カツオドリ

大きさは(翼を広げた大きさ)200cmほどの大型のアホウドリ類から50㎝ほどの小さなウミツバメ類など、様々な種類の鳥に会うことができます。
写真にあげたのはほんの一部。季節や海況によって違います。

多い時で20種類ほど観察することも。

小笠原諸島海域まで来ないと会えない、海鳥が多数います。

そんな憧れの鳥たちとの出会うために、バードウォッチャーはおがさわら丸に乗って観察をしています。

船旅から、ドキドキと出会いがはじまっています。

ぜひ、父島に到着するまでの時間の過ごし方の一つとして、少しの間でも海原を眺めてみてください。

風にあたるのも、青いボニンブルーと呼ばれる海を見るのも気持ちがいいものです。
そこに生き物探しをくわえてみてください^^

次回は、誰でも簡単に見て楽しめる海鳥を紹介いたします。

 

中村咲子

くじら好きから始まったバードガイド

中村 咲子

鯨類と野鳥が好きで、全国で船に乗って洋上観察しています。
2016年よりバードウォッチング専門ツアー会社「ワイバード」でバードガイド始めました。
海鳥専門でやっています。海鳥ガイドは少ないうえ、女性は初。
趣味で小笠原に通っていたこともあり、近年では小笠原ツアーにも力をいれています。

ただ…実はこんなに海が好きなのに潜りが得意じゃないのが欠点。小笠原の海で練習中…

https://twitter.com/sakikob_w

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