島時間をたっぷり堪能して、いよいよ小笠原を離れる最終日。
おがさわら丸乗船までの時間を一体どのように過ごしたらいいんだろう?と悩みますよね。せっかくだから、最後の最後まで楽しみたい!
そこで今回は、2年間で4回訪れた私が、最終日=出港日のおすすめの過ごし方(父島版)をご紹介します。
充実した最終日にするために参考にしていただけると嬉しいです!
おすすめの過ごし方①
アクティブ派の方なら!ツアーに参加する
おがさわら丸に乗船する日にツアー?とびっくりするかもしれませんね。小笠原には実は、出港日にも楽しめるツアーがたくさんあるんですよ!
海のツアーなら、ダイビングやドルフィンスイム、南島上陸、シュノーケル、カヤック、カヌーなど。
陸のツアーなら、眺めの良いポイントを目指すトレッキング、固有種の動植物を探す森山歩きツアー、戦跡ツアーなどが人気です。
中には1日ないと行けない・厳しい場所もありますが、午前中だけを使って案内してくれるツアーがたくさんあります。
宿のチェックアウトは10〜11時のところが多いですが、海で濡れて帰ってきても大丈夫。
シャワーなどを使わせてくれる宿がほとんどです。
洗濯をしても、夏の小笠原の強い日差しなら一瞬で乾いちゃうかも!?(シャワーや洗濯は別料金がかかる場合もあります。サービス内容は宿により異なります)
おがさわら丸の出港時間は15:00。
午前中たっぷり遊んでも、荷物を整理したりお土産を買う時間の余裕もありますね。
ギリギリまで小笠原の自然に触れていたい!そんな方はぜひ、午前中半日ツアーに参加してみてはいかがでしょうか。
おすすめの過ごし方②
ゆったり余韻に浸りたい方なら!カフェでゆっくりする
「旅先でカフェ探し」。実は旅好きの人の中には、現地のカフェは欠かせない!という人も多いです。
父島にもカフェが複数あり、私もこれまでに小笠原産のパッションフルーツやレモンなどを使った美味しいスイーツをたくさんいただいてきました。
小笠原産のコーヒー豆を使ったコーヒーを楽しめるカフェもあります。
小笠原産のコーヒー豆は非常に希少で、内地(本土)ではほとんど手に入りません。
また、コーヒーの果実から抽出したお茶など、これまでにいただいたことのないような食べ物や飲み物を、小笠原ではたくさん見かけます。
その土地ならではの食材を使ったスイーツや飲み物が楽しめて、動き疲れた体を休めることができるカフェ。
お店によってはその土地のガイドブックなどが置いてあったり、定員さんと話すことができたりと、情報収集や交流の場にもなって旅行により一層の彩りを与えてくれます。
たっぷり遊んだから最終日はゆっくりしたい!そんな方は、父島内のカフェ巡りもおすすめですよ。
おすすめの過ごし方③
お土産探しをする
思い出と共に持ち帰りたいお土産。
おがさわら丸の出港時間は15:00なので、宿でゆっくり過ごし、チェックアウトしてからのお土産探しでも十分な時間があります。
小笠原には魅力的なお土産がたくさんあります。
滞在中に目星をつけておいて、最終日にまとめて購入してもいいと思います。
お土産はどこで買える?
二見港船客待合所を出てすぐの父島で一番大きな道(湾岸通り)沿いには、小笠原のお土産を取り扱っているお店が数多くあります。
そのほか、Tシャツなどのグッズやアクセサリーなどの専門店も並んでいるので、まずはこの通りをチェックするといいと思います。
大通りの一本奥には飲食店などが多く立ち並ぶ細い道がありますが、その道沿いにも複数のお土産屋さんが並んでいます。
JA農産物観光直売所もぜひチェックしてみてください。
島の食材を使ったお菓子や調味料などのほか、お土産として持って帰ることができる野菜やフルーツも販売されています。
運が良ければ季節もので大人気の島トマトやパッションフルーツなどが買えるかもしれません。
おがさわら丸の中には冷蔵のコインロッカー(有料)があり、竹芝桟橋まで冷えた状態で持ち帰ることができるので野菜やフルーツも安心して持って帰れますよ!
おすすめの過ごし方④
近場の観光スポットに行く
「ツアーに参加する」のところで触れたように、小笠原には1日かけて行くようなスポットもありますが、自分の足で行くことができる近場の観光スポットももちろんあります。
バイクや車があれば便利な場所もありますが、バスや徒歩で行くことも可能です。
最終日にサクッと行ける名所ベスト5
最終日にサクッと行ける場所として、私が個人的にお気に入りの場所は次の5つです。
1、三日月山展望台
2、ウェザーステーション展望台
3、中山峠
4、小笠原ビジターセンター
5、小笠原世界遺産センター
各場所がどのような場所なのかはここでは触れませんが、以上の5ヶ所は「最終日何しよう〜?」となった時に私がとりあえず足を運ぶ場所です。
おすすめの過ごし方⑤
最後の日だからこそできる!「出港日限定」を楽しむ
最後にご紹介するのは「出港日限定」です。主にご飯の話になります。
「出港日限定ランチ」「出港日限定販売」というものを、小笠原では時々目にします。
おがさわら丸の出入りが週に約一度だからできる。これも小笠原ならでは、と言えるのではないでしょうか。
「限定」ものに弱い私は、すかさずチェックをしました(笑)私のように限定モノに弱い方がいましたら、事前にチェックしておくことをおすすめします。
小笠原ではSNSを積極的に活用しているお店も多いので、フォローしておくと良い情報が手に入るかもしれませんよ!
出港日限定ランチを食べてからおがさわら丸に乗るのもよし、出港限定販売のお弁当(私が購入したのは島寿司でした)を買って、夜におがさわら丸船内で食べるのもよしです。
まだまだ知らない「出港日限定モノ」が小笠原にはあるかもしれません。
ぜひみなさんも探してみてくださいね!
島旅ライター
ありこ
離島にハマり、時間を見つけては南の島に足を運ぶ都内在住の会社員。沖縄諸島を中心に50以上の離島を訪れ、最近では無人島へもよく行っている。マリン系雑誌の編集ライターの経験があり、離島に行くと細かいところまでチェックするのがクセ。
写真を撮りまくる傾向がある上に地図に弱いため、島内巡りには時間を要する。他の人があまり行かないマニアックな離島やエリアに行くのが好き。離島では島民や旅人と話している時間が何よりも楽しい。
Instagramはユーザーネーム ariko_marine で検索。離島に特化したブログも運営中。こちらのURLからどうぞ。
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